シニアに対する「3K」
シニアに対する「3K」とは、“健康”、“気配り”、“気づき”という事らしい。「健康」は最も関心度が高いテーマだ。人生100年時代を迎え、心身両面の健康を維持したいという思いはこれまで以上に強くなっている。アクティブなシニアも、未病に悩むシニアも、健康への欲求は総じて高い。(このページの制作者はページを作ったときは50代、今は70代になりました)
令和4年版高齢社会白書より
〇高齢化率は28.9%
・我が国の総人口は、令和3年10月1日現在、1億2,550万人。
・65歳以上人口は、3,621万人。総人口に占める65歳以上人口の割合(高齢化率)は28.9%。
・「65歳~74歳人口」は1,754万人、総人口に占める割合は14.0%。
「75歳以上人口」は1,867万人、総人口に占める割合は14.9%で、65歳~74歳人口を上回っている。
・令和47年には、約2.6人に1人が65歳以上、約3.9人に1人が75歳以上。
第1章・第2節 高齢期の暮らしの動向
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就業率の推移・就業率の推移を見ると、60~64歳、65~69歳、70~74歳、75歳以上では、10年前の平成23年の就業率と比較して、令和3年の就業率はそれぞれ14.4ポイント、14.1ポイント、9.8ポイント、2.1ポイント伸びている。
- 過去1年間にインターネットを利用したことがあるかについて、利用者の年齢階級別に増加率を9年前と比較すると、80歳以上が37.2ポイント増と最も大きく、次いで70~79歳が35.0ポイント増となっており、インターネットを利用する60代以上の者が特に増加傾向にある
第1章・第3節「国際比較調査に見る日本の高齢者の生活と意識の特徴」
- 〇75歳以上の運転免許保有者10万人当たりの死亡事故件数は減少傾向・75歳以上の運転免許保有者10万人当たりの死亡事故件数は減少傾向にある。ただし、令和3年における運転免許保有者10万人当たりの死亡事故件数は、75歳以上で5.7件、80歳以上で8.2件であり、前年と比較すると若干増加している。
- 〇健康寿命は延伸し、平均寿命と比較しても延びが大きい3(2021)(年)・日常生活に制限のない期間(健康寿命)は、令和元年時点で男性が72.68年、女性が75.38年となっており、それぞれ平成22年と比べて延びている(平成22年→令和元年:男性2.26年、女性1.76年)。さらに、同期間における健康寿命の延びは、平均寿命の延び(平成22年→令和元年:男性1.86年、女性1.15年)を上回っている。