中高年のための山歩き(登山)
 

山に登る楽しみは“ストレスの解消”、“健康の維持”・・・と人それぞれです。 “山がそこにあるから登る”という言葉もあります。 近頃は中高年になってから山歩きに興味を抱き、山に登り始めたという方が大勢いるという。“こんなに夢中になれるのなら、もっと若いときから始めておけばよかった”と、いう方も多い。私も若いときは、丹沢から始め穂高で終わりましたが、最近私も始めたくなったきました。
平成28年から、8月11日は、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」日として、国民の祝日「山の日」となりました。 これにより、「国民の祝日」の年間日数は、16日となりました。
山歩きをするために
(ご覧になるところを左クリックして下さい)
1.計画 2.ザックの中身 3.山の歩き方
4.地図の読み方 5.山の気象と行動 6.山のトラブル防止
日本 100名山をグーグル地図でみる
1.その前に。
山歩きすることにより、中高年の健康維持のために必要な「有酸素性運動」が楽しめながら行えることです。
「有酸素性運動」とは、酸素を体内に取り入れつつ、これを持続的エネルギー源として長時間続けられる運動をいい、山歩きのほかにウォーキング、ジョギング、水泳、サイクリングなどがあり、これは急激な負荷を要求しないので中高年向きといえる。 成人病を引き起こす因子のひとつ、肥満は食べ過ぎによる余分なエネルギーの蓄積が主な原因です。
現代の社会生活ではどうしても運動不足になりやすく、エネルギーの摂取量に消費量が追いつかない。  肥満を解消するには、食事の制限に加え、蓄積された脂肪を燃焼させる必要があります。 私たち人間は、等質と資質を主たるエネルギー源とする。やせるには脂質を燃やさなければならない。
運動する際には、強度が増すと糖質等質への依存度が増えるが、同一強度であれば、時間が延びるほど脂質への依存度が増す傾向がある。 つまり軽い運動を長く続けていると、体脂肪が燃焼する事になります。 登山は理想的で、また、登山で同じエネルギーを消費するなら、重い荷物を背負ってすぐダウンするより、身軽になって長時間のんびり歩いた方が腎いというわけです。 そして、登山は、肺や心臓の働きを良くし、筋肉組織の効率を上げ、体脂肪を減少させて成人病のリスクを下げるという中高年にとって願ってもない運動というわけです。
2.山歩きの初歩的な注意
平成26年中における山岳遭難の概況より
山岳遭難の特徴と未然防止対策を抜粋
  1. 目的別・態様別
    全遭難者2,794人について、目的別にみると、登山(ハイキング、スキー登山、沢登り、岩登りを含む。)が77.0%と最も多く、次いで山菜・茸採り が11.7%を占めている。
    また、態様別にみると、道迷いが41.8%と最も多く、次いで滑落が17.0%、転倒が14.5%を占めている。
  2. 年齢層別
    40歳以上の遭難者が2,136人と全遭難者の76.4%を占めており、このうち、60歳以上が1,401人と全遭難者の50.1% を占めている。
    また、40歳以上の死者・行方不明者が286人と全死者・行方不明者の92.0%を占めており、このうち 60歳以上が214人と全死者・行方不明者の68.8% を占めている。
登山ブームに突然死のリスク 「初日の午前中」が特に危ないより
今年から8月11日の「山の日」が祝日として施行される。昨今の登山ブームで増加した登山人口は、2011年の東日本大震災や、2014年の御嶽山噴火の影響もあり2割程度減少したものの人気は変わらず。週末になれば、登りやすい低山には大勢の登山者が詰めかける。健康にいいと考えられている登山だが、実は、突然死のスポーツ種目の上位5位に入っている。・・・ 山岳遭難死因の3大死因の1つが「心臓死」。中高年の心臓死は、ほぼ全例が心筋梗塞とされている。