最近はコロナウィルスの影響か?山登りをする人が多くなった?(このページの閲覧数が増えています)、3密を控えて山登りを楽しんでください。
山に登る楽しみは“ストレスの解消”、“健康の維持”・・・と人それぞれです。
“山がそこにあるから登る”という言葉もあります。
近頃は中高年になってから山歩きに興味を抱き、山に登り始めたという方が大勢いるという。“こんなに夢中になれるのなら、もっと若いときから始めておけばよかった”と、いう方も多い。私も若いときは、丹沢から始め穂高で終わりましたが、最近私も始めたくなったきました。
平成28年から、8月11日は、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」日として、
国民の祝日「山の日」となりました。
天気が変われば簡単な山も悪魔のような山に。天気次第で山の難易度が変わります。
山の楽しさも天気次第で変わりますね。中には雨好きな人の変わり者もいるかと思いますが、ほとんどの方は眺望のよい晴れた日に登りたいですよね。空の表情にアクセントをつける雲がぷかぷか浮かんでいたら最高です。下記リンクで山の天気を調べてから予定を立てましょう。
参考:日本の100名山
参考:山の天気 - 日本気象協会
グーグルは最近、登山道や日本100名山をグーグル地図で確認のマップとストリートビューも完備してきました。
下図は、東京都高尾山の登山道(左側)と左側で人と時間の表示されている部分のストリートビュー(右側)です。
- 1.その前に。
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山歩きすることにより、中高年の健康維持のために必要な「有酸素性運動」が楽しめながら行えることです。
「有酸素性運動」とは、酸素を体内に取り入れつつ、これを持続的エネルギー源として長時間続けられる運動をいい、山歩きのほかにウォーキング、ジョギング、水泳、サイクリングなどがあり、これは急激な負荷を要求しないので中高年向きといえる。
成人病を引き起こす因子のひとつ、肥満は食べ過ぎによる余分なエネルギーの蓄積が主な原因です。
現代の社会生活ではどうしても運動不足になりやすく、エネルギーの摂取量に消費量が追いつかない。
肥満を解消するには、食事の制限に加え、蓄積された脂肪を燃焼させる必要があります。
私たち人間は、等質と資質を主たるエネルギー源とする。やせるには脂質を燃やさなければならない。
運動する際には、強度が増すと糖質等質への依存度が増えるが、同一強度であれば、時間が延びるほど脂質への依存度が増す傾向がある。 つまり軽い運動を長く続けていると、体脂肪が燃焼する事になります。
登山は理想的で、また、登山で同じエネルギーを消費するなら、重い荷物を背負ってすぐダウンするより、身軽になって長時間のんびり歩いた方が腎いというわけです。 そして、登山は、肺や心臓の働きを良くし、筋肉組織の効率を上げ、体脂肪を減少させて成人病のリスクを下げるという中高年にとって願ってもない運動というわけです。
- 2.山歩きの初歩的な注意
- 富士山に登っても高山病になります。 高山病は高度2400mで起こりうるといいますが。
- 中高年者にとって高度2400mは高度3000mに相当します低い山と侮っては行けません。
- 自分の体(持病)を良く知ることが大事。
- 山歩きの基本を身につける
- 体力にあったトレーニングを行うこと。トレーニングの目的は持久力や柔軟性の維持とし、ウォーキング、階段の上り下りなどが良い。
- 体力にあった山や日程を選ぶこと。
- 令和3年における山岳遭難の概況より
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●都道府県別の発生状況
都道府県別の山岳遭難発生状況をみると、最も多いのが長野県257件、次いで北海道197件、東京都157件であった。
●特徴⑴ 目的別・態様別遭難者3,075人について、目的別にみると、登山(ハイキング、スキー登山、沢登り、岩登りを含む。)が77.9%と最も多く、次いで山菜・茸採りが11.3%を占めている。また、態様別にみると、道迷いが41.5%と最も多く、次いで転倒が16.6%、滑落が16.1%を占めている。
⑵ 年齢層別遭難者のうち40歳以上が2,412人と全体の78.4%を占め、また、60歳以上が1,486人と全体の48.3%を占めている。また、死者・行方不明者では、40歳以上が263人と全体の92.9%を占め、60歳以上が203人と全体の71.7%を占めている。


中高年を中心に登山ブームが続く中、これから夏山のシーズンを迎えることから、警察庁は、登山の際には気象条件や自分の体力に合った安全な計画を立てるよう呼びかけています。
ニュース:後ろめたいから?7割が登山届出さず…「お忍び」で低山登り、遭難相次ぐ
- 登山ブームに突然死のリスク 「初日の午前中」が特に危ない
- 今年から8月11日の「山の日」が祝日として施行される。昨今の登山ブームで増加した登山人口は、2011年の東日本大震災や、2014年の御嶽山噴火の影響もあり2割程度減少したものの人気は変わらず。週末になれば、登りやすい低山には大勢の登山者が詰めかける。健康にいいと考えられている登山だが、実は、突然死のスポーツ種目の上位5位に入っている。・・・ 山岳遭難死因の3大死因の1つが「心臓死」。中高年の心臓死は、ほぼ全例が心筋梗塞とされている。
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低い山でも遭難多発…準備不足、滑落で死者も
- レスキュー費用保険:遭難保険より
- 登山やアウトドアスポーツなど、
日本国内での野外活動中(海の活動を除く)に、遭難事故に遭った際、
捜索・救助に要した費用に対して保険金をお支払いする保険です。
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