
最近のテレビのかしこい購買は?

テレビは一度買ったら約10年使う家電。
リビングのメインテレビを購入する際は、後悔しないよう慎重な選択が必要です。
メインテレビ選びで避けるべき製品には、いくつかの共通点があります。
まず、無名メーカーのテレビは避けるのが賢明です。価格が安くても、初期不良のリスクが高く、修理部品の入手が困難になったり、サポート体制が不十分だったりする可能性があります。
また、保証期間が無い、または短すぎる(半年以下など)テレビも同様にリスクが高いです。
テレビに自信があれば適切な保証期間を設定するはずなので、最低でも1年以上の保証があるか確認しましょう。
次に、同等スペックの製品と比べて価格が安すぎるテレビも要注意です。
利益を出すために目に見えない内部の部品の質が落とされている可能性があり、故障しやすい、画質・音質の劣化が早いなどのリスクが潜んでいます。
価格が安い理由が仕様書などで明確に確認できない場合は、購入を控えるべきです。
画質に関しては、アップコンバート機能の無い4Kテレビは買ってはいけません。 地上波(2K)を視聴した際に、画面がぼやけて画質を悪く感じてしまいます。
4K未満の画質を4Kに近づけるアップコンバート機能は必須です。
また、現状では対応コンテンツが少なく、本体価格や電気代が高い8Kテレビも、今すぐ購入するのはコストパフォーマンスが悪いです。
機能面では、必要な機能を備えていないテレビはもちろん、使わない機能が多すぎるテレビも無駄に高価になるため避けるべきです。
同時録画数や動画配信サービスへの対応など、自分の用途を明確にして選びましょう。 最後に、中古のテレビは寿命や故障リスク、修理部品の有無が不明確なため、メインテレビとしての購入は推奨されません。
テレビの失敗しない選び方
- パネルの種類は、明るい映像や価格重視なら液晶テレビ、完全な黒の再現や鮮明な色合いを求めるなら高価でも有機ELテレビを選びます。
- 画面サイズは、部屋の広さや視聴距離(4Kなら画面の高さの約1.5倍)を参考に、小さすぎず大きすぎない適切なサイズを選びましょう。
- 例えば6畳なら50V型、8~10畳なら60V型が目安です。
- 画質は4Kが主流ですが、アップコンバート機能に加え、明暗差をリアルに表現するHDR(ハイダイナミックレンジ)への対応も重要です。
- また、スポーツやゲームを楽しむなら、残像を抑える倍速機能があるモデルを選びましょう。
壊れにくいテレビのおすすめメーカー
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壊れにくいという点では、パナソニック、ソニー、シャープといった日本の大手メーカーに安心感があります。
また、海外メーカーでも有機ELに強いLGや、コストパフォーマンスが高いハイセンスといった世界的な大手メーカーであれば、十分な信頼性があります。
ソニー(SONY) XRJ-48A90K A90Kシリーズ 4K有機ELテレビ 48V型 4Kチューナー内蔵

4T-C50GJ2 50V型 4K液晶テレビ AQUOS アクオス GJ2ライン

TV-55Z90B 55V型 4K有機ELテレビ VIERA ビエラ
安さやデザイン性だけで無名メーカーを選ぶのは避け、信頼できるブランドを選びましょう。
この記事を参考に、あなたのリビングにぴったりの一台を見つけて、快適な映像体験を楽しんでください。
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